癌という病気とのお付き合い始まる

 前回までは抗がん剤治療について書かせて頂きました!

今日はその後のお話。

やっと終わった抗がん剤治療。点滴も薬も終了し、徐々に普通の生活に戻せてきたと思ったら、少し出ていた手足の痺れはどんどん強くなりました。

少し出始めてから辞めるのでは遅かったのか、、、

幸い、痛みや冷たいものを触れないということはなくなり、ただただ常に痺れがある。という感じ。仕事に支障が出てしまうのかという不安を抱えながらの毎日。ギリギリの所で止まってくれました。

2022年12月に最後の抗がん剤治療を行ってから4月くらいまでは同じ強さの痺れが続きました。慣れとはすごいもので、痺れてるのが当たり前になるとそれが普通になって何も感じなくなる。笑

少しずつ体を動かせるようになってきて、お酒も飲めるようになってきて、病気だという事を忘れられるようになってきても、不意に物を落としてしまったり、つまむ動作が不自由だったり、、

せっかく作ったスープのお皿を片手で持ったら力が入らずぶちまけてしまったり、、笑

お財布から小銭を出そうとしたらうまく掴めず、落とす、時間がかかる、、笑

イライラ通り越して笑えてきました。

病気のことを忘れたいと思っても、毎回そんなことで思い出させられる。悔しい日々。

そんな日々を繰り返し、6月。

ほぼ痺れは無くなりました。早い。ずっと残ってしまう人もいるんです。

早く回復させるために私がやったことは、①高濃度ビタミンCの点滴。②脳脊髄液の流れをよくする治療。①はお世話になっているクリニックの先生に。②は自分ではできないので師匠にお願いしました。どちらも確実に良い方向にきいてくれました。感謝。

痺れもほぼ無くなり、少しずつトレーニング、練習も始められています。今まで通りとはもちろん行かず、冷えるといろんな不具合が出るので注意しながら。

不具合が出るたび嫌な気持ちになり、病気だということを突きつけられます。忘れさせてはくれない。仕方ない。

忘れるのではなく、受け入れる。そう思えるようになりました。

癌になったことは本当に悔しいけど、病気になったことで分かったことや得られたことは山ほど。病気が教えてくれる。って本当にあるんだと思っていますし、病気になって良かったと思うことができています。

これも支えてくださった方々のお陰です。ありがとうございます。

今後は癌のその後とともに、競技復帰に向けての取り組みを書いていきたいと思います★

ではまた!

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